テクニカル分析判断 2022年12月26日付けの週間レポートから先週末までの2週間の推移は以下の通り。 2022年12月最終週:「寄付132 […]
テクニカル分析判断
先週の週間推移は「寄付139.21:133.62~139.89:引値134.31」と再び長大陰線を形成した。
さすがに4週前の歴史的な超長大陰線には及ばなかったものの、陰線の実体はほぼ5(4.9)円・週間レンジも6.27円(前週:1.1円・4.21円)と想定を大きく上回る変動率の拡大となった。
また、2週前につけていたピークアウト後の安値を下回った先週央には11円弱という(月足では2000年以降最大の)超長大陰線を記録した11月が終了し、短期~超長期にわたる全ての時間軸において「USD高/円安のピークアウト」を確認したと同時に『USD安/円高へのトレンド転換』をもが明示されたと認識している。
以下は夫々の時間軸の要旨(添付の各種チャートもご参照)
<以下の用語補足:「MA」=移動平均線、「RSI」=(上下への過熱を示す)相対力指数>
月足:●2000年以降最大の11円弱という歴史的な超長大陰線を記録しピークアウトが確定
●60ヶ月MA+30%&20ヶ月+18%の水準を同時に上抜けした異常な買われ過ぎからの反落
●一時85超まで過熱していたRSIはようやく70未満の中立ゾーンへ低下したばかり
>>>『長期的な(USD/円)下落トレンド開始』の要件をほぼ充足していると考えられる
週足:●USD/円上昇トレンド開始の2021年1月以降で「初めて21MAを明確に下方乖離」
●USD/円上昇トレンドが始まった2021年1月以降で初めて「今週21MAが下向きに転換」
●今年3月から半年以上概ね70超を続けたRSIは11月に反転も依然中立ゾーンを維持
>>>開始僅か1.5ヶ月の『USD/円下落トレンド』は少なくとも52MAを目標に軟化を継続
日足:●先週は全5営業日連続陰線という極めて稀な事象を記録し下落圧力の急加速を示唆
●11月に21MA・52MAを急速に下抜けたため、中旬には両MAの「デッドクロス」が示現
●先週末には節目とされる200MAを僅かながらも引値で下回り下落圧力の高まりを示唆
●11月中旬から低水準を続けるRSIは足許で売られ過ぎを示す「30未満」の領域に突入
>>>短期~中期の『USD/円下落トレンド入り』を強く示唆も過熱への速度調整が必要か
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