1月日銀会合では金利上昇・円高は進まず 1月18日の日銀金融政策決定会合は金利上昇・円高を一層加速させるような結果にはなりませんでした。しか […]
テクニカル分析判断
先週の週間推移は「寄付127.80:127.21~131.57:引値129.57(前週末比+1.61円の円安)」。ほぼ想定に近い形での時間調整的反発によって、先週の週足は昨年12月上旬以来の2円近い陽線となったが、実体以上の長い上ヒゲを持ち上値での強力な抵抗(下方圧力)も示した。
また、2023年入り後の2週間(5.25円・5.40円)には及ばなかったものの、先週も4.36円とかなり大幅な週間レンジを記録し続けており、今後も高い変動率の継続が見込まれる。
なお、昨年10月のピークアウト後の下落局面では、週足の陽線は全て上方圧力の高まりを示唆する「差し込み線」となっているが、その動きは全く継続できなかった。換言すれば、ピークアウト後の約3か月間は小休止を挟みつつも「下落圧力は衰えない」ということだ。従って、今週以降の展開も『USD/円下落トレンド』の本格化が主流となる可能性が高い。
こうした展開を受け、様々な時間軸に対する我々の予測にも著変はなく、更に強固となった。
以下では『長期・中期・短期の方向性』につき各時間軸チャートを使ってテクニカルな視座を中心にご案内しているが、前回と変化のないポイントやコメントは割愛させて頂く。
(今号の分析は2023/01/20のNY市場終値をベースに実施しています)
<以下の用語補足:「MA」=移動平均線、「RSI」=(上下への過熱を示す)相対力指数>
長期(半年超~年単位)のトレンド判断:長期的な(USD/円)下落トレンドが着実に進展中
月足:●昨年10月のピーク時は20MA+18%と60MA+30%を同時に上回る未曽有の過熱状態
●一時85超まで過熱したRSIは中立領域へ低下(1/20: 55.8)も、依然下落余地あり
>>>今後も、上昇中の20ヶ月MA(&60ヶ月MA)に向け次第に下落して行く展開を想定
>>> 今後1年間の想定レンジ = 111.00~140.70 ⇒ 111.00~139.80 =
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